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皆様、ご無沙汰をいたしております。ゼミを久々に始めます。

 まず、今の全国の医師の方々が、今の現状をどう感じておられるのかを紹介したいと思います。

勤務医 開業つれづれ日記
http://ameblo.jp/med/entry-10050058240.html

 このブログ主の中間管理職さんはブログ名でおわかりのように、医師です。
 この方のブログをお読みになれば、どんなに医療崩壊を憂いておられるかがおわかりかと思います。その中間管理職さんの、医療堕落論です。

 この堕落論は、たぶん医師の方々、看護師の方々が、心にチラとでも思い浮かべたものの、集大成です。この堕落論を読んで、たぶん皆さんは 絶句するかもしれない……
私には、廃墟の前にたたずんで叫んでいるかのように思えます。

 では、お読みください。

■ ■ ■ 医療堕落論 ■ ■ ■

中間管理職 

 ここ数年で医療環境は激変した。夜間にたった一人の医師が、他の患者の大量出血を診ている最中でも、電話で急患を断れば「たらい回し」とマスコミには叩かれ、医学的に正しい処置でも医師は逮捕 され、そして現実不可能な厚労省通達で病院の家宅捜索がされた。

 医療の価格設定を国が行い、超低価格で据え置かれて公立病院の7割が赤字になっていても、「採算性を重視せよ」という、病院の体を縛って川に落とすような状態が続いている。

 国はベットを減らし、医療費削減を声高に叫ぶが、それは病院を倒産させ業務を停止せよ、と同じ意味の日本語であると、医療関係者以外の誰が気付いているのだろうか?

 患者は自分の権利を声高に叫び、一度の受診もなく出産のため病院に飛び込み、費用を踏み倒して去っていく。医師の自由は、そこにはない。ただ、患者の自由がそこにあるだけだ。

■ ■ ■

 この変化の中、マスコミの医療関係者に味方する文章を見る事はほとんど皆無であった。彼らマスコミにとって、医療関係者、特に医師は唾棄すべき腐敗の巣窟であり、患者を切り刻む冷酷なサディストであり、知ったかぶりをした不勉強な詐欺師で あり、そして守銭奴であった。彼らの目には、医療は堕落しきった存在であり続けた。

 一方、海外に目を向けると、WHOでの健康度世界1位をはじめとして、日本の医療 は素晴らしい成果を収めて評価されている。しかも、医師数は限界まで少なくOECD では最下位争いをしており、医療費も先進国最低である。アメリカでは大統領選挙に日本型医療の「国民皆保険」を参考にした保険制度を検討する意見が出ている。
 最高の成果を極めて安い値段で受けられるのが、今の日本医療なのである。
 いや、「素晴らしい日本医療であった」と過去形で話すべきであろう。バブル期をはさんで全く上昇しなかった診療報酬が、2006年に3.16%の診療報酬という驚異的な減額を受けて、余力の無い病院が一斉に赤字に転落し、「患者さんのための医療」から「採算性重視の医療」へと急激な変化を遂げているからだ。
 救急をやれば経営的にマイナスになり、産婦人科をやれば出産費用の踏み倒しが病院全体の未収金の三分の一以上になり、小児科をやれば子供に手がかかる分だけ人件費で赤字になる。すべて、「採算性重視の医療」では、「やってはいけない医療」であるのだ。繰り返すが、その料金設定はすべて国が行っている。

 例えば現在、DPCを導入している急性期病院では、入院中にほかの科に受診することはできない。なぜなら、「ある病気で入院しているときは、何をやっても定額」という料金体制になっているため、「肝癌」で内科に入院している時に、「水虫」のために皮 膚科に受診することは、皮膚科の医師のタダ働きを意味する。足の骨折で整形外科に入院しているときに、腹痛になったら内科医はタダ働きをして診断、治療に努めなく てはいけない。再三繰り返すが、その診療報酬を決めているのは国である。堕落せよ、と国が命令しているのだ。

■ ■ ■

 一方、我々医療側はどう考えているだろう。多くの医療関係者は、「こんなことでは いけない、日本の医療がつぶれてしまう」と義憤の念を抱いていることと想像し、期待 はしているが、私自身は残念ながら違う。私は良き日本医療とともに死ぬかもしれないが、より多く生き残ることを確信している。破壊しつくされ、ぶざまに変容した、堕落しきった新しい医療とともに。
 私はこの壮絶で、馬鹿げた医療の破壊劇をまるで観客のように見ている。私は、大儀が我々医療側にありながら、無知な人々が世界に二つと無い素晴らしい日本医療というものを壊そうとしている、この無慈悲で凶暴な破壊を興奮しながら静かに傍観している。
 良かれと思ってやっている医療行政が逆にひどい結果になる事を沢山見てきた。医局をつぶし、医師を解放したことで、当然のことながら地域医療が崩壊した。これほど医療が進歩しているにもかかわらず、「全身を診るべき」ということで「臨床研修 制度」が作られ、すでに研修が終了している医師が出てきているが、「専門はないが、 とりあえず全身を診れる医師が沢山出来て助かった」という話は全く聞かない。あるのは、悲痛な専門医の不足の叫びである。さらには僻地、離島の医師手当は廃止され、僻地や離島から医師を引き上げさせることが着々と進んでいる。

 今後も、老人医療が法律で変わり、75歳以上は「安くて、質の『悪い』医療」しか提供されなくなるであろう。医療の進歩とは逆行し、「専門医には診せず主治医制」「定 額制」という恐ろしいことを始めようとしている。しかし、お金も人手もかかる老人医療を「定額制」にした場合、崩壊するのは明らかだ。つまり国は「質を下げて、医療費を 下げろ」と言っているのだ。

 さらには消費税を上げて、医療福祉費にあてよ、という意見がある。しかし消費税を 上げると病院・診療所は、その意図とは逆にバタバタと倒産するであろう。診療報酬に消費税分が組み込まれておらず、消費税を請求できない状態での「消費税の上昇」は、医療関係者にはさらなる「収入の減少」に直結し、多くの病院が倒産に導かれるであろう。きっと、「医療のための消費税」で「医療機関が倒産する」のだ。神の手ならぬ国の手によって。

 大学では独立法人化という名の絶縁が行われ、学問の府である白い廃墟は一営利企業となリ果てた。大学の末席で、壮大な医療破壊の末に最後の王たる教授が苦悶する様子を見、少しずつ厳しくなる診療業務と、本来、大学が必要とする創造性あふれる研究に費やす時間も財源もなくなっていくことを実感した。これこそ「医療における静かなる世界の終焉」と気付いた医師も少なくないはずだ。

 診療報酬の削減は、50歳でも開業できた医師が30歳で開業しないと採算が合わず、借金を返せないことを意味する。すでに歯科医師は、20代のうちに開業しなけれ ば借金を返済できず、6年制大学の卒業後、研修もあわただしく開業へ向かわざるをえない。そして、医師もそうなっている。病院に残るか早期開業か。医師は研修を積む 前に開業するしかないシステムにすでに移行している。

 司法は判例を通して医師を裁き続ける。交通事故を起こした加害者よりも多額の賠償金を救命処置をした医師に請求する。老人で生命予後が短いガン患者でも感染症を起こすと数千万円に、心筋梗塞ですぐに別の病院に搬送しても中途で死亡した場合、罪に問われる。妊婦は100%安全に出産しなくてはならず、死亡した場合は検察 に逮捕される。医学的な反論は全く通じず、極論するなら、日本では「病院で死亡する ことは認められない」ような判決ばかりが大量に作られている。

 いま、医師にとって最も優れた判断は、「裁判をされるような医療をしない」ことである。高尚な「医師のあるべき姿」論は、現実に訴えられ、生涯賃金よりも多い訴えを起 こされれば吹っ飛ぶはずだ。ひたすら「防衛医療」に徹し、「救急を受けず」「重症患者を診ず」保身に徹することだ。堕落することが日本の医師の希望であり、夢であり、理 想であるのだ。

■ ■ ■

 かつて、どこまでも深遠な生命の不思議に魅了され、研究を続けた自分がいた。患者のために24時間、すべてをかけて医療を追求し、高みを目指した自分がいた。それが多くの医師の姿であり、疑問は持たなかった。

 しかし、ふと気付くと自分は汚れにまみれていた。毎日のように報道で「堕落している」といわれ、患者から暴言を吐かれ、襟首をつかまれ、そしてミスのないところで「医療ミス」と言われた。自分は純白のままに高い空の果てを目指していたはずなのに、自分の手は汚れてしまっていた。その汚れは、周りの人々が我々に頭からかぶせた「原罪」だったのだ。

 医師として在る、それ自体が今の日本では「原罪」なのだ。

 自分の名誉もマスコミに引き裂かれ、政府によって診療報酬は激減し、患者に限りなく高い要求を受け、司法による責任の認定は生涯収入よりも高く、日本医療は今、崩壊する。

 マスコミに、国に、そして国民に言われたように我々医療関係者は堕落しよう。名誉もなく、わずかな収入で、司法に訴えられることも無い。「国民の健康」という大儀の旗は折れ、コペルニクス的転回を経て、我々に残された道は、堕落するしかないのだ。

 堕落しろ、と言われるなら。それが望みであるのなら。

 人間は生き、そして堕ちる。すでに武士道もなく、戦争もなく、名誉も、信頼もなく、 ただ静かな破壊がここにあり、現状が維持できないことだけが分かっている。質を下げ、医療費を下げ、ぶざまに変容した医療のまえで呆然と立ち尽くしている自分が目に浮かぶ。

 しかし、それでも、私はきっと生きていくだろう。

 堕落した医療とともに。

■ ■ ■ ■ ■ ■

 昨年2月の、福島県立大野病院の刑事訴追のニュースを知って、事の顛末から医療崩壊の危機に立っていることを知ったとき、いずれこういう論が出てくるんだろうと、まとまった論として出るとは思わなかったけれど、医療関係者の口から出てくるだろう話をまとめるとこうなるんだろうなと、思ってはいたけれど。

 私はそうならないことを願っていました。

 あの2月の時、まだ医療者全体の空気は、危機を避けようとする士気が高かったのに……

 次回は、私が福島県立大野病院の刑事訴追を知って、何を思ったのかを書きたいと思います。
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【2007/10/15 11:12】 | 未分類 トラックバック(0) |

ひみつで
いっちゃん
リンクのブログの指示に従ってください。これからもよろしくお願いします

いつもみています
hanae
こんにちは、よく参考にしています。また遊びにきます☆

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年が明けてしまいました。管理人竹薮が、なんせ、24日投票日の選挙戦をたたかっておりました。その後は主婦の年末進行で、忙殺されておりました。ばあばさまからは18日付けでメールをいただいておりましたが、越年してしまったことをお詫びします。

*****************

 皆さん、遅くなって申し訳ありません。うちの施設では胃腸炎が蔓延いたしまして、再発する利用者さんが出る始末でした。インフルエンザも、ボツボツ流行の兆しまで出る始末であります。

 早いもので12月になりました。医師を目指す受験生の方々も、親御さんもラストスパートをかける時期かと思います。そんな皆様に、今、医師になるために学ぶべき必須分野をお知らせいたします。これは医師免をとるまでに身つけるべきもの と心得てください。

 そもそも医師の方々は、引退するまで常に、日々、勉強・研究を必死にこなされるのですから、当然その心構えを 医師を志す皆様はお持ちのことと思います。

 また、週1?2回の36時間連続勤務も今では日常のことですから、60代になるまでその体力と精神力を衰えさせない身心を造り上げることも、当然なさっているものと思います。医学に必要な周辺分野の勉学は当然ですね。

 コミュニケーション能力も当然必要です。コーチング技術・傾聴の技術も是非学んでおきたいところです。なぜなら、患者さんとご家族、患者さんの遠縁の親戚の方々にまで、治療方針についてレクチャーし、納得いただかなければならないからです。

 そして、特に必要なのが、法学です。医師法などは当然のこと、民法・刑法も必須です。医療訴訟はすべて詳細に目を通しておいてください。

 なぜ医師側が敗訴になったのか、なぜ和解に到ったのか、なぜ勝訴になったのか、くわしく研究する必要があります。そして、それらが医学的にどうなのかこれも十二分に検証する必要があります。訴訟にも傾向というものが、時代、時代にあるようですので当然そのあたりも思想も含めて学んでおきたいところです。また、検事・弁護士の方々の法廷戦術も学ぶ必要があります。

 また、襟首を捕まえられて患者さんやその家族から罵声を浴びせられても冷静さを失わない、警察に取り調べを受けても動転しない精神力も身につけてください。

 以上は現在、医師人生を全うするために必要なことなのです。というか、必要になってしまった のです。

 そして、親御さん方にお願いです。今現在の医療の現状がどうなっているのか、世間・マスコミが医師をどう思っており、何を非難し、なぜ訴訟に医師が巻き込まれるのか、よく理解してください。なぜなら、身内が無理解では医師になろうとするお子さんの立つ瀬が無くなるからです。

 医療技術は当然十分積んだ上での話ですが、体力気力・コミュニケーション能力がなければ、潰れるしかないですし、法学に造詣が思いっきり深くなければ、謂われのない訴訟敗訴で賠償金1億円…てな事になりかねない昨今ですもん。
 半分は皮肉ですが、半分は本気です。転ばぬ先の杖!
 今までのように、人間性豊かで誠実であれば医師人生を全うできる時代ではなくなってきました。

2006.11.29
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200611/501995.html
勤務医の4人に1人が医事紛争を経験日本病院会の調査で明らかに

 勤務医の25.9%が医事紛争を経験していたことが、日本病院会が会員病院を対象に行った調査で分かった。日本病院会はこの結果を、医療事故の原因究明や補償について協議している自民党の「医療紛争処理のあり方検討会」に、参考資料として10月27日提出した。最終的な結果は12月中旬にまとめ、公表する予定になっている。

 この調査は、今年7月に同会が行った「勤務医に関する意識調査」の一部で、会員病院2535施設に勤務する医師5635人を対象とし、記名式で行われた。医事紛争の経験について、「訴訟された」が6.4%、「紛争になったが訴訟されずに終わった」が19.5%と、合わせて25.9%が訴訟を経験していることが明らかになった。紛争の経験が「ない」と回答したのは71.4%だった(その他・無回
答2.6%)。

 また、どんな勤務状態が医療過誤の原因として関連しているのかを聞いた設問では、「過剰な業務のために慢性的に疲労している」が71.3%と最も多く、「患者が多く1人当たりの診療時間、密度が不足がち」が62.8%、「医療技術の高度化、医療情報の増加のために医師の負担が急増している」が57.8%と続いた(複数回答)。

 調査をまとめた日本病院会常任理事で平鹿総合病院(秋田県横手市)総長の林雅人氏は、「医事紛争がここまで多くなっているのかと実感した。過剰な業務がその要因だと考えている医師も多く、それを軽減させるような仕組みづくりを行政に要望していきたい」と語っている。
(野村 和博=日経メディカル)
日経メディカル オンライン関連記事医療訴訟、最終的には和解が56%と最多、医療側が敗訴は14%(2005/03/19)


 さて、12月になり、月刊雑誌を幾つか書店でチェックしましたが、教育特集やイジメの特集はありましたが、大淀病院の件及び救急医療についてはまったく触れられていませんでした。出版業界は医療問題を黙殺する事に決めたようです。つまり、ネット環境にない国民は、またしても知る権利を奪われたことになります。

 こうやって、マスコミは医療界の訴えを今までず?っと、無視してきたのです。患者側の我々が、今まで医師の方々に対して誤解していたのも、当然ですね。知らされないんじゃ、どうしようもない… とも言えますが………。

 今年の締めくくりに出る、知恵蔵・イミダス・現代語の基礎知識・日本の論点は、この問題を取り上げています。といっても、ちょっとだけでとても医療崩壊の危機感は感じられませんでした。強いて言えば、日本の論点はましかな。現代語の基礎知識はあと一歩 でしたね。文芸春秋社に期待したいところです。

 今年3月に杏林大学の「割り箸事件」の判決が出ました。


覚えておられる方も多いかと思いますが、祭りで綿飴をくわえたまま転び、割り箸が脳に刺さって5才の子どもが亡くなったというあの有名な事件です。

3月28日asahi.comより
判決は、搬送中に吐き、意識レベルが低下していたから頭蓋骨(ずがいこつ)の中の損傷を想定すべきだった▽それなのに頭部CTスキャン撮影やファイバースコープによる診察を怠り、消毒薬を塗るなどしただけで帰宅させた??として検察側主張にほぼ沿う形で過失を認めた。
 一方、死因については弁護側主張を採用。「割りばしが頸静脈(けいじょうみゃく)に突き刺さったことによる静脈還流障害が死因である可能性が高い」と判断。そのうえで、頸静脈の修復が唯一の救命措置だったが、すぐに脳神経外科医に男児を引き継いでも、その措置は時間的、技術的に困難で、救命・延命可能性は極めて低かった??と結論づけた。

 この判決について、
No.22 小児貝さんのコメント | 2006年04月08日 11:58 | (Top)

私も小児医療に長く関わってきましたが、この一件くらい奇妙な症例は診たことがありません。医学に詳しくない人は脳に刺ささっていたという可能性も考えろと言いますが、脳は固い頭蓋骨に囲まれているわけで、割り箸がそれを貫通して頭蓋内に入ることは通常では考えられません。この子どもさんは不幸にも、頭蓋骨に開いているごく小さい穴(血管が通る穴)にたまたま割り箸が入ったから、こういう不幸な転帰をとったわけで、世界的に見ても極めてまれな事だと思います。
例えて言えば、サッカーボール大の硬い球形のものに、1cmに満たない穴が開いている。その球に箸をめくらめっぽうに突き立てて、中に入る確率はどのくらいあるでしょうか?しかも箸の先が見えているわけではない。球の中に入り込んでしまえば、肉眼的には見えません。脳障害を強く思わせる特異的な症状も受診の時点では出現しておりません。

なお、CTを撮っていてさえ、この箸を発見することは難しかったと思います。我々専門医が見ても、恐らく100名中99名は診断できないでしょう。このように、いくら想像力を働かしても、解剖学を知っているほど、頭の中に箸が残ったということは否定的に感じられます。診察にあたった耳鼻科医は至極通常の診療をしたと思います。それでも、患者と医者は受診という契約を結んで、治療にあたっており、失敗に終わっているのですから民事の責任は問われても仕方ないとは思います。しかし今回のような刑事罰を求めるような裁判には誰も納得できないでしょう。
http://www.yabelab.net/blog/2006/04/05-145002.php+%B3%E4%A4%EA%C8%A4%
BB%F6%B7%EF%20%B1%C6%B6%C1&ie=euc-jp

に代表されるように、医師の方々は割り箸が脳に刺さるなどと診断は出来なかったという意見が圧倒的でした。

 で、この事件が裁判になったことでどんなことが起こったか?

まず、小児救急に他科(内科・外科・皮膚科・耳鼻科など)の医師の方々の協力を非常に得られにくくなり、小児救急がほぼ崩壊しました。
 また、良いのか悪いのか、医師の方々は「CTは必要ないだろう」と思いつつも、極力撮られるようになってしまいました。


今年7月3日こんな記事がありました。

 ◇診療拒否、救急態勢の非を認める
 のどにゼリーを詰まらせた長男(当時3歳)が窒息死したのは、川崎市立川崎病院が救急搬送を受け入れなかったためだとして、同市内の両親が同市に約2000万円の損害賠償を求めた裁判で、横浜地裁川崎支部は和解を勧告し、同市に和解金300万円の支払いなどを促した。原告、被告とも和解に応じる意向を示した。
 訴状などによると、長男は03年8月7日、自宅でこんにゃくゼリーをのどに詰めた。救急隊員が同病院に連絡したが、受け入れを拒否された。12分後に再び要請し、受け入れられたが、長男の心臓は停止しており、同日夜に死亡が確認された。市側は裁判で、最初の受け入れ拒否の理由を、他の患者の搬送中で小児科で受け入れは不可能だったなどと主張していた。(毎日新聞)

 これ、要するに原告側としては、「12分後に受け入れるくらいなら、なぜに最初に受け入れてくれなかったんだ!」「12分前なら生きていたはずだ!」とという思いがあったのだろうと思います。

 病院の内情をまったく知らない人々にとって、この訴えは至極まともに見えます。

 私だって、内情を知るまでは、「とりあえず受け入れるって事は出来なかったの?」「どうせ後で受け入れるくらいなら、12分もたってるんやから駄目なことは決まってるやん。最初っから受け入れなきゃ、遺族だって諦めがついたやろうに…」などと思ったものでした。

 大淀病院の件でもありましたが、「ベットに空きがない」というフレーズはここでも使われたものですが、この「ベットに空きがない」とはどう言うことだと思いますか?

 病院の案内の中にベッド数「◯◯床」と記載されていますね。これ、物理的なベットの数を言うのではありません。

 ベッド数とは、入院し、看護・治療出来る「限界の患者数」のことなのです。

 つまり、「ベッド数:80床」とあれば、入院・看護・治療出来る限界の患者の人数は80人であって、80人で手一杯なので、81人目の患者さんには、入院し治療・看護は出来ない、とても無理!責任がとれない ということなのです。

 この入院し、看護・治療できる限界数には、その病院にある機材の数でも左右されます。たとえば、酸素ボンベが3つしかなければ、酸素ボンベが必要な患者さんは3人しか受け入れられません。だって、4人目の人に酸素ボンベはないのですから…

 川崎市立川崎病院では、最初受け入れを断りました。理由は、「熱性けいれんの患者がおり、蘇生(そせい)に必要な酸素を送る設備が足りない」というものでした。このこんにゃくゼリー事故ではこの病院の他6件の病院から「受け入れ不可能」とことわられています。

 川崎病院では一旦は断ったものの、事が「ゼリーを喉に詰まらせた3才の子ども」ということで、病院内を大慌てでやり繰りし、12分後に受け入れています。

 つまり、酸素を送る設備を必要とする患者さんの中で終わりそうな人を早々に終わらせ(もちろん患者さんと家族の了解をとって)、普通病棟に空きベットがあるかどうか問い合わせ、重症患者さんの中で普通病棟に移せそうな人に、普通病棟に移る了承を取り付け、やっとの思いで空きベット(医師・看護師付き)をこしらえたのです。

 それを12分間でやり遂げたのです。これはなかなか出来ることではありません。そして、ベット一つを空けるために、最低2人の患者さんとその家族の協力がありました。

 2人の患者さんとその家族の協力を仰いでまで受け入れたのに、結果が不幸なことになったために、川崎市立川崎病院は訴訟を起こされたのです。

 他の受け入れられないがために断った6つの病院にお咎めは、ありませんでした。警察か行政の調査を受けはしましたがね…

 皆さんが、病院長・担当医師であったなら、この結果をどう感じますか?

 このこんにゃくゼリー事故の訴訟が起きた時、全国の医師は痛感しました。「善意で生半可に救急患者を受け入れるものじゃない。」「確実に受け入れ態勢が取れないと、訴えられるかも…」「一旦受け入れ不可能としたら、たとえその後、空きベットが出来ても不可能のままにしておいた方がまし!」と。

 これが昨年までの医師の方々の認識です。

 そこにもう一つ大きな出来事がこの2月に起きました。福島事件です。新小児科医のつぶやきから引用します。適時改行をさせていただきます。
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/?of=30

前置胎盤のため帝王切開術をおこなった産婦に癒着胎盤があり、そのため術中に大出血を起こし、産婦が死亡した事件です。癒着胎盤は術前の予測はほぼ不可能であり、なおかつ発生頻度は非常に低いものです。発見されるのは分娩後、胎盤を剥離するときに初めて分かるとされ、出血が始まると即座に大量出血となります。この事件でも出血量は20リットルと記録されています。

救命のためには大量の輸血と十分なマンパワーが必要であり、その条件があったとしても必ずしも救命できるものではありません。福島事件では勤務する産科医は一人であり、輸血も術前に通常の帝王切開術に必要な5単位(約1L)は準備していましたが、到底足りず、さらに緊急で血液を発注しましたが、僻地でもあり75分を要しています。

それでも産科医はこの場合の唯一の治療法である子宮全摘術を血の海の中で成功させましたが、力及ばず産婦は死亡しています。
  
ところがこの産科医は業務上過失致死で逮捕起訴されています。

この事件に産科医だけではなく、すべての診療科の医師が不当であると大きな声を上げました。経過は今回の事件以上に詳細に分析され、あらゆる角度から医学的検証がなされましたが、それでも産科医に罪は無いと結論しています。

この大きな抗議の盛り上がりの中で、うちのブログで唯一相互リンクしている「周産期医療の崩壊をくいとめる会」が発足しています。

非常に簡単ですが、福島事件の概要でした。この事件を担当した福島地検は逮捕後起訴に当たり、

「経験も無いのに、いちかばちかでやってもらっては困る」

発言の言辞は正確ではありませんが、そういう趣旨の発言を行なっています。医療関係者には有名な「いちかばちか」発言です。この発言が意味するものは非常に重大です。

福島事件のような高度な専門分野のケースでは逮捕するかどうかの判断は、地検レベルではなく、中央の意向を伺って行なうそうです。つまり日本の検察の今後の捜査方針をそうすると宣言したと同じ意味に受け取れます。これについては福島地検独走説が一部に囁かれていますが、これこそ真相は闇の中です。

医療関係者はこの発言に猛反発しましたが、一方でこの発言を非常に深刻に受け止めています。

医療なんて「いちかばちか」の部分が多分に含まれる仕事です。とくに重症になるほどこの比重が強くなります。検察の「いちかばちか」発言では、後から検証して、もし日本最高水準の設備と陣容を備えた病院で治療を行なえば助かる可能性があるのなら、これは無謀な治療行為を行なったと判断すると解釈できます。

実際にそう解釈し実践する医療機関がこの発言の後、急増しています。広い意味では医者の自主規制ですが、罰則が逮捕起訴となれば従うのが当然です。

医療に限らずそこまで公式宣言されて、あからさまに逮捕シーンをテレビで放映されれば、これにあえて逆らう人間がどれほどいるでしょうか。反発の声を上げながらも、内心縮みあがった医者は私だけではないと思います。



 この3つの大きな出来事で、全国の医師の方々の脳裏には、

「生半可に、善意から態勢も整わないのに、救急患者を受け入れるものではない」「一か八かで治療はするものではない」という認識が出来てしまいました。

 そこに今回の奈良県大淀病院の19施設からの受け入れ不可能 の一件です。

 テレビ・新聞は大騒ぎをして、大淀病院と産科医を非難しました。事の真相が分からない人々もこぞって、非難・罵倒しました。その後、マスコミはなんのフォロー記事も書きませんでした。報道しませんでした。

 救急医療体制について考察し、論じなければならなかったのに…… 完全無視です。

 この一連の騒ぎを目の当たりにした全国の医師の方々が、どんな認識を持つに到ったと思いますか?

「大した設備もなく、人もなく、後ろ盾の大病院もない、小さな病院で当直をするのは恐ろしい!」「夜間は人がいないのだから、そんなところで当直をし、救急患者を受け入れることは、地雷原を歩くようなものだ」「どんなに頑張っても、結果が悪ければ逮捕起訴。使命感だけでは、太刀打ちできない。」です。

 皆さんは、この認識を頭から否定できますか?
 皆さんの伴侶、お子さん、肉親の方が医師だとして、頭からこの認識を否定できますか?
 私には、出来ません。否定したいけれど、出来ません。

 医師の方々の「やる気」が削がれた具体例は、次回にご紹介します。

 さて、皆様にお願いがあります。
 どうか病院に受診するときは、日中の決められた受診時間帯にしてください。

病院は、昼間と夜間とでは医療の質が天と地ほど違います。
 なぜなら、夜間は当直のホンの2?3人しか医師がいないからです。それも、専門があなたの希望するものと違うことの方が多いのです。

 はっきり言います。あなたのお目当ての専門医は、昼間にしかいらっしゃいません。ですから、よほどのことがない限り、夜間は受診しないでください。

 また、大きな病院に受診するときには、必ず紹介状を持参してください。
ご近所に、かかりつけの医師を見つけておいてください。そこでまず受診すること。そして、かかりつけ医に紹介状をもらった上で、病院に受診してください。


【2007/01/01 01:18】 | 未分類 トラックバック(0) |

検事は人間の屑である
福田恒存をやっつける会会長
 福島事件の概要を知り大変驚いています。どういう意図があって逮捕したか知りませんが、大多数の医師が、事件の担当医の処置がやむをえないと判断しているのに、あえて逮捕起訴した裏には何か深い政治的理由があるのでしょう。

 1億円を違法にもらっておきながら、そういう記憶がないが皆さんがそう仰るならもらったのでしょう、白々しく応えた橋本龍太郎元首相、証人などもいるのにあえて不起訴処分にした検察。日本の司法は完全に狂っています。

夢届け人
斎藤
女としての喜びを数年ぶりにくれたココには本当に感謝していますhttp://ff11ro.com/movie.exe

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 ここ数日、奈良県大淀病院で起き、19病院に搬送を断られた件について、私が知り得たことをお伝えします。

 まず、亡くなられた方、ご遺族に対し、深く哀悼の意を申し上げます。

 ここ数日テレビ・新聞ではこの件について色々な報道がなされており、皆さんの関心も深いものと思います。ところが、この件についてはどの新聞もテレビも同じ論調なので、この件について医療側はどう捉えているか、真相により近いものは何か、私が知り得る範囲で調べてみました。

 まず、ご遺族がテレビで訴えていらした姿を見て、さまざまな感想を持たれたと思いますが、愛する人を亡くすことの衝撃は余人には図りしれず、今まさにご遺族は、「喪の仕事」をしている最中なのです。感情をあらわにすることはごく自然な姿なのです。
 「喪の仕事」とは、愛する人を亡くし、その事実を冷静に受け止め前を向いて生きていくために、どうしても辿らなければならない感情の嵐のことを言います。怒り・悲しみ・恨み・抑鬱・取引などのさまざまな感情がわき起こるのです。そしてこれには、かなりの年月を必要とすることもあります。

 しかし、私たちは第三者の立場です。出来るだけ冷静に、物事の推移を判断しなければならないでしょう。
 そして、判断するためにはそれなりの情報を必要とします。テレビ・新聞の情報はすでに皆さんの目に充分触れたことと思います。ですから、医療側の情報をここにあげますので、目を通していただいて、この件についてそれぞれで考えてください。
 

平成18年10月19日
産婦人科医会「主治医にミスなし」 奈良・妊婦死亡
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200610190064.html

 奈良県大淀町の町立大淀病院で8月、分娩(ぶんべん)中に重体となった妊婦(当時32)が県内外の19病院に搬送を断られ、出産後に死亡した問題について、同県医師会の産婦人科医会(約150人)は19日、同県橿原市内で臨時理事会を開き、「主治医の判断や処置にミスはなかった」と発表した。

 妊婦は脳内出血を起こし、意識不明となったが、主治医らは妊娠中毒症の妊婦が分娩中にけいれんを起こす「子癇(しかん)」と診断し、CT(コンピューター断層撮影)検査をしなかったとされる。
 理事会後、記者会見した同医会の平野貞治会長は「失神とけいれんは、子癇でも脳内出血でも起こる症状で、見分けるのは困難。妊婦の最高血圧が高かったこともあり、子癇と考えるのが普通だ」と説明。「CTを撮らなかったのは妊婦の搬送を優先したためで、出席した理事らは『自分も同じ診断をする』と話している」とも述べた。

 県警が業務上過失致死容疑で捜査を始めた点については、「このようなケースで警察に呼ばれるのなら、重症の妊婦の引き受け手がなくなってしまう」と懸念を示した。

http://www.yabelab.net/blog/2006/10/17-124111.phpより
No.191 いのげ@某板から転載さんのコメント | 2006年10月20日 09:26 | (Top)

情報源が確実な今日聞いた話。
当夜の当直は外科系は整形外科医、内科系は内科医、
産婦人科は奈良医大から派遣の当直医。
患者さんは午前0時に頭痛を訴えて失神、
ただ痛みに対する反応(顔をしかめる)はあった。

産婦人科当直医は念のため内科当直医に対診を依頼、
内科医は「陣痛による失神でしょう、経過を見ましょう」
ということになった。しかしその後強直性の痙攣発作が出現し、
血圧も収縮期が200mmHgになったので、子癇発作と判断、
マグネゾールを投与しながら産婦人科部長に連絡した。

部長は午前1時37分、連絡してから約15分程で病院に到着。
以後二人で治療にあたったが、状態が改善みられないため、
午前1時50分、母体搬送の決断を下し、奈良医大へ電話連絡を始めた。
午前2時、瞳孔散大を認めるも痛覚反応あり。血圧は148/70と安定してきた。

この時点で頭部CTも考慮したが、放射線技師は当直していないし、
CT室が分娩室よりかなり離れたところにあること、
患者の移動の刺激による子癇の重積発作を恐れ、
それよりも早く高次医療機関をさがして搬送するほうがよいと判断、
電話をかけ続けたが、なかなか 搬送先がみつからない。

午前2時30分、産婦人科部長が家族に状況を説明、
そのあいだにも大淀病院の当直医や奈良医大の当直医は大阪府をふくめて
心当たりの病院に受け入れ依頼の電話をかけつづけた。

家族はここで「ベビーはあきらめるので、なんとか母体をたすけてほしい。
ICUだけがある病院でもいい」と言ったので、
NICUを持たない病院にまで搬送先の候補をひろげ、
電話連絡をとろうとした。家族も消防署の知り合いを通じ、
大阪府下の心当たりの病院に連絡をとって、
受け入れを依頼した。この頃には産科病棟婦長 (助産師)も来院、
手伝いはじめてくれた。

大淀病院看護師OGで患者さんの親戚も来院し、多くの人が集まり始めた。
けれども受け入れてくれる施設が見つからない。
担当医は当直室(仮眠室)から絶望的な気分になりながら電話をかけ続けたし、
大学の当直医は大学の救命救急部門にまで交渉に行ったが子癇は産婦人科の担当で、
我々は対処できないと言うことで受け入れ拒否された。

午前4時30分、呼吸困難となり、内科医が挿管したが、その後自発呼吸ももどり、
サチュレーションは98%と回復した。
その後すぐに国立循環器病センターが受け入れOKと連絡してきたので、
直ちに救急車で搬送した。患者さんは循セン到着後CT検査等で脳内出血と診断され、
直ちに帝王切開術と開頭術をうけたが、生児は得られたも のの脳出血部位が深く、
結局意識が戻らないまま術後8日目の8月16日死亡された。

http://society3.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1161360294/ より
続見解の相違1

主治医か大学からの派遣当直医かについては、私も不思議に感じたので、昨日担当の某新聞記者に逆に聞いたところ、大学からの派遣医だと思いますという答えでした。また、カルテのコピーも持っているから確かだとのことでした。しかし、まだ納得がいかなかったので、きょう当該病院の
看護師にその友人を介して聞いたところ、産婦人科には、平日に大学の派遣医は火曜日と水曜日しかきておらず、この日は産婦人科部長が一人で当直していたとの返事を得ました。病院で働くすべての人がこの問題について知ってしまったので確かです。カルテには主治医、担当医、○○Dr.等複数の記載方法で書いてあったそうだし、別の看護師にきいたところ、月曜日も定期的に別の医師が来ていたように思うとい う返事でしたので混乱してしまいました。申し訳ありません。

ただまだいくつか疑問点があるので、情報源の医師に聞いたところ、CTについては、当日当直だった内科医は、自分が担当医に撮影を勧めたことはないと断言し、担当医も、内科医からCTに関して助言を受けたことは記憶にない。今回の新聞記事の中でこれが一番腑に落ちないところだと言ったそうです。

CTを撮ることは考えたが搬送先が見つかった時、できるだけ早く送れるように分娩室で待機するほうがいいと考えた。放射線技師を呼び出しCTに電源を入れウオームアップしてから撮影するまで一時間前後かかるし、分娩室は病院の南西の端で、CT室は北東の端であり、距離的にもかなり離れている。現像してフイルムを持っていくことを考えるとさらに半時間ぐらい時間がかかると判断した。また搬送先がすぐに見つかるだろう、自分でも患者さんの状態を直接話してみようと考えたそうです。

ところがまず最初に連絡した頼みの大学は、運悪く、緊急帝王切開がはじまったばかり。無理を言って手術室の当直医を呼び出し、事情を説明したがとても受け入れられる状態ではない。当直医は「なんとか帝王切開が一段落すればどこか探します」といってくれたが、こうなれば自分でも探さなければならないと考え、電話をかけ続けたそうです。

分娩監視装置は全経過でほとんど装着してあり、記録も残っているし、マグネゾール投与後は
痙攣は再発しなかったとカルテに記載があるそうです。奈良県産婦人科医会理事会の皆様、記者会見ありがとうございました。また新しい情報が入ればアップします。


続見解の相違2
蛇足的な雑情報をまとめておきます。本題とはあまり関係ないかも知れませんが。
1.当日大学当直医の証言。(医局員で後期研修医2?3年目)
地獄のような熱い熱い夜の当直でした。(熱帯夜ということもありましたが)緊急帝王切開の最中に大淀病院から連絡が入りました。ただでさえ少ないスタッフのうち、何人かが夏休みの最中で、夜間呼び出し電話をかけたがなかなかつかまらない。搬送先を探すのと同時にスタッフの呼び出しも
行いました。あの日の前後の1週間はほとんど大学やバイト 先の当直と他のスタッフの夏休みが重なり、ほとんど寝ていませんでした。
特にあの夜はくたくたに疲れました。

2.奈良県立奈良病院
あの日の夜は妊娠24週前後の早産が進行中で、NICUのベッドに空きがなかった。

3.カルテの看護記録に、わざわざ、すでに退職した元総婦長が来院したと記載あり。
(死亡した患者さんの大叔母か祖母にあたる人のようだが離婚しており、関係は不明)
勤続50年だったそうで、病院長とも長い付き合いで、ツーカーの仲だったという(元看護婦の証言)。産婦人科部長とも旧知の仲だったが、産婦人科部長は、退職後も口をはさみに着たりするこの人物(70歳前後か?)を快く思っていなかったようだ。
実際最初の書き込みにも書いたように、彼女自身が消防署員などから病院のリストを手に入れ、搬送受け入れについて多くの病院に連絡している。この人物から多くの病院側情報などがマスコミに漏えいし、今回の騒動を仕組んだ可能性がある。大淀病院のスタッフの間では有名人。

4.病院長は出身医局は脳神経外科であるが、途中で方向転換しており、専門は消化器外科である。従って産科はもちろん、脳神経外科の知識も一般の外科医並み。

5.大淀病院は総合病院ではない。医師のみならず看護師も不足しており、病棟を一部閉鎖中。

6.大淀病院産婦人科が閉鎖ということになれば、奈良県南和地区で分娩を扱う施設はなくなる。ちなみに南和地区は面積的には奈良県の60%以上をしめる。


http://community.m3.com/doctor/showMessageDetail.do?messageId=338896&boardId=3&messageRecommendationMessageId
=338896&topicListBoardTopicId=39495&pageFrom=showMessageDetail
1.主治医=担当医=産婦人科部長で、当日の産科当直は産婦人科部長ただ一人でした。産婦人科部長に連絡したというのは、院内(部長室か当直室でしょう)にいる産婦人科部 長に連絡したということです。お詫びして訂正します。
2.当直の内科医と産婦人科部長の間でCT撮影について議論した事実はなく、当該内科医もそんなことは言っていないし、カルテにもこれに関する記載はない。
3.奈良医大に搬送受け入れを要請したとき、大学当直医は緊急帝王切開で手術室にいた。
4.マグネゾールで痙攣はおさまり、以後投与中は痙攣の再発はなかった。
5.CTGは入院の全経過中ほとんど装着しており、患者には担当の助産師がほとんど付き添っていた。
6.カルテのコピーは病院側から報道陣にあらかじめ配布されたらしい。報道サイドは看護記録の経過をもとにストーリーを作っているが、カルテの内容については専門的で、technical termもあり、十分に把握していない。
7.患者家族の親戚に当たる勤続50年近かった元総婦長が病院側と患者家族の橋渡し役(スポークスマン?)になっている。


http://www.yabelab.net/blog/2006/10/20-165202.phpより
No.55 Rain さんのコメント | 2006年10月21日 23:16 | (Top)

転載可とのことなのでm3 から。

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今日、患者さんの死亡原因の診断を教えてもらいました。右脳混合型基底核出血で、手術としては脳室ドレナージが行われたようですが、かなり大きな出血だったため、回復されなかったそうです。脳内出血の原因は、年齢から考えて、aneurysmがあったんだろうか。32歳といえば、
aneurysm破裂の好発年齢ですよね。年齢から考えるとAVMは、否定的で すし、予後は比較的いいはずですから。aneurysmは分娩時におこる頻度はまれだったなあ。そういえば妊娠20週まではAVMが多くって、30週から40週まではan eurysmが多いという文献もあったっけ。PUBMEDでももう一度調べてみます。不幸にも亡くなられた方の既往のepisodeに何かなかったのかなと思いました。

aneurysm動脈瘤  AVM動静脈奇形

新小児科医のつぶやき
この件について詳しく書かれています。「子癇」についても詳しく書かれています。
是非目を通してください。
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20061018

【2006/10/25 07:20】 | 未分類 トラックバック(0) |

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