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尊厳死の話から始めたいとおもいます。

竹薮は尊厳死賛成派でした。
でも、蟻の兵隊を見て以来、反対になりました。
脳死は元々反対だったんだけども。

脳死にかんしては「人間は資源ではない」という意味で反対です。
でも、尊厳死は自己決定だからいいんじゃないかと思ってたわけです。でも、蟻の兵隊をみて反対になりました。宮崎参謀のシーンのせいです。(そういえば、ブログ等にも見たという@こねんとよせられないんですけど、見て頂けました?皆さん、ほんとうに見て下さいね)人間が自分が行きている意味を自分でわかってりゃせんのだと、あのシーンをみておもったわけで、本人も気付いておらずとも、その人には生きているいみがあるんだ、それなら尊厳死などもっとのほかだと。大体がなんで尊厳死したいかというと、より良く死ねないから、つまり終末医療の貧しさから尊厳死という問題がでているわけで、より良く死ねるなら、だれが尊厳死したいだろうかと思い至ったわけです。

そう思ったら、脳死の法制化、尊厳死の法制化という問題が、実は個人にとっていい問題ではなく、国家の効率なんではないかと思い至ったわけで。幸い、観る会の退潮のLeikoさんは医療問題に関してのフリーライターでその手の問題には詳しいので、おしゃべりがてらいろいろ聞いてると、やっぱ国家の誘導なんじゃんということが明らかになるわけです。

何で尊厳死か。さっさと死んでくれた方が安いから、ですね。
介護保険の改正も安くするためですね。
逆に、では
たとえば、いい死をむかえるためには今の何倍も看護師さんが必要なんでしょうけども、看護師がいない。げんに働いている看護師の3倍も有資格者はいるそうで、その人たちが皆仕事をすれば、もっといい医療を提供できるでしょう。それなのになぜ働かないか。きついからでしょう。きつさ、責任と労働報酬のアンバランス、その結果、労働現場はもっと悪くなる。それが医者にまで及んできたのが、現在の事情なんでしょう。

イギリスの状況のリンクがありましたが、あれは何年頃の話なんでしょうか。
教育に関して調べたとき、かつてサッチャーのころに改「悪」したものが、ブレアになってもう1回立て直しにかかっていて補助金のだし方その他、システムの洗い直しをして随分とよくなったということでした。イギリス病のときもひどかったですよね。サッチャーの改革の前の話ですけども。おそらく医療についても同じ事がいえるのでしょう。

産科医療、僻地医療、高齢者福祉、障害者「自立支援」法、あるいは障害者への優生学的対応など、問題は同根だと思います。

そして、医療崩壊の対応策として、尊厳死の法制化があるわけです。
common disease(普通の病気)の重症患者は「自己決定」で尊厳死せよと。

冗談じゃないですよ。
リビングウイルとかで、尊厳死使用と思って書類かいた方々、そんな書類はひっちゃぶいた方がいいです。国家に誘導されて「自己決定」してはいけません。

というわけで、
たとえば、自衛隊を1日イラクに派遣して1日6000万です。3年間で650億です。それでフランスのNPOの7倍の経費だといいますから。七分の一をフランスのNPOに援助して、あとの7分の6を国内で他のことに使う。そういうのは女の浅知恵でしょうかね。もちろんそれが可能になるのは外務省の外交能力によりますが。

この問題は継続にして、竹薮も勉強したいと思います。
そしてわかった事を書いていきたいと思います。
ばあばさま、2ちゃんを読むのは読みなれない一般人には大変な事です。ですから、お手数ですがばあばさまが、整理、まとめをしていくつかの論点ごとに原稿にしてくださり、竹薮あてメールでおくっていただければ、それを「どーもdeこーも」の継続コンテンツとしてアップできます。そういうのはいかがでしょうか。ご一考ください。

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【2006/08/20 01:11】 | 未分類 トラックバック(0) |


ハナ
尊厳死かぁ。。あまり考えた事なかったけど。。昔は医療も発達していなかったから自然に弱ってだんだんと死を迎え入れる事が出来たのかなぁっと。。。現代医学が発達したからこそ尊厳死と言う言葉が出来たのかな??
自然に逆らわずにゆっくりとに執着をすててのんびりと寿命を受け入れる事が出来たらいいのにな。。でもやっぱり病気になったらできる限りの事をして治療したいと思っちゃう。
なぁ~んて勝手なコメントごめんなさい<m(__)m>。。


竹薮みさえ
>ハナさま
現代医学が発達してないから尊厳死なんですよ。
現代医学は技術はあるんですよ。技術自体は。でも、その技術をいかすためのシステムがないわけです。
技術を学ぶ場も、技術を支えるスタッフの数も。技術を生かすための条件がまったくそろってないわけです。
で、医療過誤や事故が怒ると、医療の倫理とかいわれて個人のモラルの問題にされてしまう。医療者としては承服できないでしょう。
だから例えば看護師は、資格がありながら看護の仕事をせず、パソコン入力だの普通のパートの仕事をする。
そうすると普通の重症患者は病院で管にまかれてほったからしになる。
そうすると家族の負担が増えて
だったら尊厳死する

悪循環ですよ。
医療がちゃんとすれば尊厳死しなくても尊厳生できるはず。
それがハナさんのいう執着せずに寿命を受け入れるということだと思います。



参考資料です。
ばあば
医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か (単行本) 小松 秀樹著 朝日新聞
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4022501839

必読 と思います。ぜひご覧ください。このサイトのページのコメントもじっくりお読みくださると、本書の内容の一部と医療者の反響がうかがい知れます。本書にはイギリス医療の現状の記述もあります。

>イギリスの状況のリンクがありましたが、あれは何年頃の話なんでしょうか。
>教育に関して調べたとき、かつてサッチャーのころに改「悪」したものが、ブレアになってもう1回立て直しにかかっていて補助金のだし方その他、システムの洗い直しをして随分とよくなったということでした。

 ブレア首相になってからの出来事です。3~4年前のことらしいです。
 サッチャー首相のとき、医療費が大幅に引き下げられました。そのため、医療現場が荒廃してしまったのです。

 ですから、ブレア首相は大幅に医療費を引き上げたのです。が、一度落ちた医療者達の士気(やる気・モチベーション)はまだ、あがっておりません。したがって医療の質も低下したままです。

「死産」を届け出たら「業務上過失致死」? 産科医をやめます
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/08/post_ee1d.html

衆院厚生労働委員会奥田先生発言(必読!)
http://plaza.umin.ac.jp/~perinate/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=%BD%B0%B1%A1%B8%FC%C0%B8%CF%AB%C6%AF%B0%D1%B0%F7%B2%F1%B1%FC%C5%C4%C0%E8%C0%B8%C8%AF%B8%C0

看護師についての、元検弁護士のつぶやき 医療崩壊に対する制度論的対策について(その2)から
http://www.yabelab.net/blog/2006/08/17-200722.php

病床当たりの看護師数が不足しているのは高齢化が原因ではない.診療報酬における規定が長い間不変であったからである.規定にはいくつかのランクがあるのだが,日本の最高ランクでさえ,ヨーロッパの半分,アメリカの四分の一であった.(日本における医療過誤の最大の原因がこれである,といのげは思っている)
ベッド当たりの採用枠そのものが足りないのだから人員が足りるわけが無い.今年4月より多人数の規定が新設され,3割ほど増強された.このため,都市部の大規模高度医療施設が大量採用に踏み切り,看護師不足に拍車をかけている.現状で看護師の数が不足しているのではなく職場環境が劣悪なので職場に定着しないののだ.
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0612/nto0612_2.asp?rss=20060612
(略)
Posted by: いのげ | 2006年08月20日 02:21 (Top)


 竹薮様、明日は夜勤なので、とりあえず参考資料を上げておきます。
 次回は明後日になります。メールを送りますね。

 なお、
 「死産」を届け出たら「業務上過失致死」?産科医をやめます というテーマのページは2ちゃんねるの病院・医者板 「産科医絶滅史第14巻 〜逃散期医療センター」というスレッドの中の書き込みを取り上げてのものです。

 このスレッドの「逃散」とは、
本来は:中世以降の農民闘争の一形態。領主への抵抗手段として、一村を挙げて耕作を放棄し、山野や他領へ逃亡したこと。とうさん。
 のことですが、医療関係者の間では 病院を辞める事を指します。逃散=ドロッポ


LEIKO
あーやっと思い出した!

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4260127209/kodoku-22/503-8782929-0689531
にイギリスの医療崩壊とそこから立ち直りかけのことが、書かれてあります。
わたしは、小松さんの御著書に比べて近藤さんのほうが冷静で数字の読み方などなど、共感できる部分が多かったです。


ばあば
LEIKOさん、はじめまして。ばあばです。

近藤教授は、衆院厚労委員会2006/4/25で、国際比較による、日本医療の優位性を述べられています。

周産期医療の崩壊をくい止める会の国会質問一覧からご覧になれます。
http://plaza.umin.ac.jp/~perinate/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=%B9%F1%B2%F1%BC%C1%CC%E4%B0%EC%CD%F7

しっかし、この有益な話が議員さん達の頭に響かなかったような気がしますね。
その後の展開を考えると。


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この記事へのコメント
尊厳死かぁ。。あまり考えた事なかったけど。。昔は医療も発達していなかったから自然に弱ってだんだんと死を迎え入れる事が出来たのかなぁっと。。。現代医学が発達したからこそ尊厳死と言う言葉が出来たのかな??
自然に逆らわずにゆっくりとに執着をすててのんびりと寿命を受け入れる事が出来たらいいのにな。。でもやっぱり病気になったらできる限りの事をして治療したいと思っちゃう。
なぁ~んて勝手なコメントごめんなさい<m(__)m>。。
2006/08/20(Sun) 08:07 | URL  | ハナ #-[ 編集]
>ハナさま
現代医学が発達してないから尊厳死なんですよ。
現代医学は技術はあるんですよ。技術自体は。でも、その技術をいかすためのシステムがないわけです。
技術を学ぶ場も、技術を支えるスタッフの数も。技術を生かすための条件がまったくそろってないわけです。
で、医療過誤や事故が怒ると、医療の倫理とかいわれて個人のモラルの問題にされてしまう。医療者としては承服できないでしょう。
だから例えば看護師は、資格がありながら看護の仕事をせず、パソコン入力だの普通のパートの仕事をする。
そうすると普通の重症患者は病院で管にまかれてほったからしになる。
そうすると家族の負担が増えて
だったら尊厳死する

悪循環ですよ。
医療がちゃんとすれば尊厳死しなくても尊厳生できるはず。
それがハナさんのいう執着せずに寿命を受け入れるということだと思います。

2006/08/20(Sun) 11:55 | URL  | 竹薮みさえ #-[ 編集]
参考資料です。
医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か (単行本) 小松 秀樹著 朝日新聞
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4022501839

必読 と思います。ぜひご覧ください。このサイトのページのコメントもじっくりお読みくださると、本書の内容の一部と医療者の反響がうかがい知れます。本書にはイギリス医療の現状の記述もあります。

>イギリスの状況のリンクがありましたが、あれは何年頃の話なんでしょうか。
>教育に関して調べたとき、かつてサッチャーのころに改「悪」したものが、ブレアになってもう1回立て直しにかかっていて補助金のだし方その他、システムの洗い直しをして随分とよくなったということでした。

 ブレア首相になってからの出来事です。3~4年前のことらしいです。
 サッチャー首相のとき、医療費が大幅に引き下げられました。そのため、医療現場が荒廃してしまったのです。

 ですから、ブレア首相は大幅に医療費を引き上げたのです。が、一度落ちた医療者達の士気(やる気・モチベーション)はまだ、あがっておりません。したがって医療の質も低下したままです。

「死産」を届け出たら「業務上過失致死」? 産科医をやめます
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2006/08/post_ee1d.html

衆院厚生労働委員会奥田先生発言(必読!)
http://plaza.umin.ac.jp/~perinate/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=%BD%B0%B1%A1%B8%FC%C0%B8%CF%AB%C6%AF%B0%D1%B0%F7%B2%F1%B1%FC%C5%C4%C0%E8%C0%B8%C8%AF%B8%C0

看護師についての、元検弁護士のつぶやき 医療崩壊に対する制度論的対策について(その2)から
http://www.yabelab.net/blog/2006/08/17-200722.php

病床当たりの看護師数が不足しているのは高齢化が原因ではない.診療報酬における規定が長い間不変であったからである.規定にはいくつかのランクがあるのだが,日本の最高ランクでさえ,ヨーロッパの半分,アメリカの四分の一であった.(日本における医療過誤の最大の原因がこれである,といのげは思っている)
ベッド当たりの採用枠そのものが足りないのだから人員が足りるわけが無い.今年4月より多人数の規定が新設され,3割ほど増強された.このため,都市部の大規模高度医療施設が大量採用に踏み切り,看護師不足に拍車をかけている.現状で看護師の数が不足しているのではなく職場環境が劣悪なので職場に定着しないののだ.
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0612/nto0612_2.asp?rss=20060612
(略)
Posted by: いのげ | 2006年08月20日 02:21 (Top)


 竹薮様、明日は夜勤なので、とりあえず参考資料を上げておきます。
 次回は明後日になります。メールを送りますね。

 なお、
 「死産」を届け出たら「業務上過失致死」?産科医をやめます というテーマのページは2ちゃんねるの病院・医者板 「産科医絶滅史第14巻 〜逃散期医療センター」というスレッドの中の書き込みを取り上げてのものです。

 このスレッドの「逃散」とは、
本来は:中世以降の農民闘争の一形態。領主への抵抗手段として、一村を挙げて耕作を放棄し、山野や他領へ逃亡したこと。とうさん。
 のことですが、医療関係者の間では 病院を辞める事を指します。逃散=ドロッポ
2006/08/20(Sun) 19:46 | URL  | ばあば #-[ 編集]
あーやっと思い出した!

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4260127209/kodoku-22/503-8782929-0689531
にイギリスの医療崩壊とそこから立ち直りかけのことが、書かれてあります。
わたしは、小松さんの御著書に比べて近藤さんのほうが冷静で数字の読み方などなど、共感できる部分が多かったです。
2006/09/02(Sat) 09:57 | URL  | LEIKO #-[ 編集]
LEIKOさん、はじめまして。ばあばです。

近藤教授は、衆院厚労委員会2006/4/25で、国際比較による、日本医療の優位性を述べられています。

周産期医療の崩壊をくい止める会の国会質問一覧からご覧になれます。
http://plaza.umin.ac.jp/~perinate/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?page=%B9%F1%B2%F1%BC%C1%CC%E4%B0%EC%CD%F7

しっかし、この有益な話が議員さん達の頭に響かなかったような気がしますね。
その後の展開を考えると。
2006/09/07(Thu) 10:58 | URL  | ばあば #-[ 編集]
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